中華楼 おすすめドリンク

九龍菜と同様にドリンクも九龍酒水と名付け、特におすすめの九点をここにご紹介いたします。

 

明るい農村(いも焼酎) 550円

 

麦一献(むぎ焼酎) 550円

 

青島ビール 480円

 

中国ワイン ドラゴンシール(白・赤) ボトル 2000円

 

カメ出し紹興酒(一合) 700円

 

梅のジュース(酸梅湯) 280円

 

ノンアルコールビール(オールフリー) 400円

 

リンゴのお酒(ロック・ソーダ) 480円

 

バラのお酒(ロック・ソーダ) 480円

 

 

鳥越祭りを楽しむ

みなさん、そろそろ6月ですね。いよいよ年1度の鳥越祭りがやって来ます。鳥越祭りと言えば、本社神輿の渡御と提灯行列です。千貫神輿(約4㌧)と言われる御神輿の列の先頭には、猿田彦(天狗)や手古舞連、五色の旗を持った子供たちが歩きます。夜祭りになると、提灯を付けた元祖提灯神輿は高張り提灯に囲まれ宮入りします。その荘厳かつ幻想的な模様は、人々の心を震わせます。

 

私は嫁にきて5年経ちましたが、毎年、鳥越祭りは違う姿を見せてくれます。数年前、はじめて主人の母に案内され観賞した時に、ワッショイの掛け声や人の多さに圧倒されました。人ごみに押されて、二人とも将棋倒しされた覚えがあります。さすがは実際に担がれる江戸の神輿の中で一番重い重量級の神輿です。ちなみに幽霊神輿とかお化け神輿とかとも言われているんですよ。

 

毎年主人も気合入れて本社の御神輿を担いでいます。なんでも、1年間の英気を養うための大切な行事だと言っていて、前日はどんなに夜遅くても、朝五時の太鼓の音で、目がパッと醒めて、宮出しに駆けつけます。異国出身の私的には、宮司さんが馬に乗っている姿が好きです。何だかまるで時代劇を見ているようで、下町独特な風景が目に焼き付きます。そして、とても印象に残るのは、宮出し後の門付です。町会(睦)の方々がお店に前で、歌を歌ったり、祝い言葉を下さったり、最後に手〆で終わらせます。カッコいいんです。もちろん一番迫力あるのは、夜祭りの宮入りです。担ぐほうはワッショイ、ワッショイと一生懸命で、見ているほうもドキドキですね。今年もきっと賑やかなお祭りになるでしょう。

 

中華楼も鳥越祭りに合わせて、8日、9日は営業しています。皆さんの鳥越祭りを楽しむ会をぜひ中華楼でどうぞ。お待ちしております。

鳥越神社例大祭において営業時間などに関するお知らせ

いつもご贔屓頂きまして、誠にありがとうございます。
6月7日8日9日は鳥越神社の例大祭となるため、
下記の形で営業を致します。何卒ご了承下さい。

 

6月 7日(金)通常営業
6月 8日(土)11:20~15:00(ラストオーダー14:30)
          17:00~22:00(ラストオーダー21:15)
6月 9日(日)11:20~例大祭終了まで
6月10日(月)例大祭の振替休業のため、お休みいたします。

 

6月8日9日のみメニューは、例大祭用の特選メニューとなります。
(通常のグランドメニューと一部異なります。)

 

中華楼店主

 

 

鳥越神社例大祭(鳥越祭り)詳細 たいとうナビ
http://www.taitonavi.jp/enjoy_detail.html?no=227

 

 

美味しさの秘密

こんにちは。4代目素久です。

 

今回は90年続く中華楼のおいしさがどのようにして生まれるのか、その秘密の一端をご紹介いたしたいと思います。初代、先々代と継承してきた秘密なので、なかなか書ききれるものではないのですが、まだ若い僕でも書くことができる範囲で、ご紹介できることはここに次第にご紹介していこうと思います。

 

『中華楼について』にも書いていますが、当店では料理人をはじめそこに関わる人がみんな毎日食べても飽きない、そして健康に良い料理を目指しています。それは、まずひとつは、調理油に動物性油は一切使わず、植物性油のみを使っているということです。このことによってコレステロールを気にしないで、おいしく、たくさん食べることができるのです。中華をたくさん食べた次の日の朝は、胃がもたれるとか体の調子がいつもと違うとかよく聞きます。それはきっと調理油が動物性油を使用しているため消化に時間がかかったり、融点が高い油のため、体温が低めのかたが食べると血管が詰まり気味になったりして体調に影響を与えるからだと考えられます。

 

和食などと比べ、中華料理では油を多く使います。それが中華のおいしさでもあり、魅力でもあるのですが、使う油が血管に溜まると言われる動物性油では、そのときはおいしく感じるかもしれませんが、体にはあまり良くないと考えられます。中華の基本は医食同源。体に悪影響を与える可能性があるものはお勧めできません。中華楼では野菜やお肉なども、健康が維持増進できる良品を吟味して使います。以前『中華楼自家製麺の秘密』でも書きましたが、わざわざ手間のかかる自家製麺にしているのも、余計な添加物が入るのを防ぐという理由からです。麺自体をおいしくするのはもちろん、それを召し上がる人たちの健康も最大限考慮した上での選択です。中華楼の代々目指している『毎日食べたい本格派』というのは、味の追求と同じくらい、いや、それにも増して、からだに良いであろう食材の研究・追及をしていく心意気の表現なのです。

 

チャーハンを作るとき、一般的にはラード(動物性油)を使います。熱した鍋にラードを入れると、ジュワっと香ばしい香りがたって食欲をそそります。でも、中華楼はそのチャーハンでさえも植物性油を使っています。ですので、中華楼のチャーハンは、一般的なチャーハンとは違います。それは『からだにもおいしい』チャーハンになっているのです。『からだにもおいしい』料理は舌で感じる美味しさとはまた違ったものです。それはたとえばおなかいっぱい食べたはずなのに、すぐに消化されてからだが軽くなったり、何か運動すると普段よりスムーズに感じたり、そういう些細だけど大切な場面で現れてきます。

 

次回中華楼にいらっしゃるときには、植物性油を使っている『からだにもおいしい』中華楼の味を改めて堪能してみてください。きっとおなかいっぱい食べたのにすぐにまた食べたいと思ったり、普段の運動や作業が楽になったり、そういうところに効果が現れるはずです。

 

今月から90周年の九龍菜や毎年恒例、中華楼伝統の冷やし中華(涼麺)が始まっています。これらのメニューももちろん植物性油で作っています。みなさんの口福(美味しさ)が、継続的な幸せに至る(至福)ように、スタッフ一同切磋琢磨しております。

 

 

 

龍生九子

こんにちは、中華楼四代目素久の妻アキです。

 

前回は中華楼の正統風水についてお話しましたが、見てお分かりいただけるように、店内は中華装飾をふんだんに施しています。その中でも龍のアイテムをたくさん使用しています。龍は外から良いエネルギーだけをどんどん運んできてくれているのですが、実は龍には、『龍生九子』といって9人の子供がいるのです。皆さん、ご存じですか? 今日、それについてちょっとご紹介しますね。

 

龍の子供には、それぞれ名前がつけられているのです。
(龍生九子については、本当に多くの説があるのですが、中華楼では一般社団法人 国際・風水協会でも採用している李東陽の著した「懐麓堂集」の説を使用します。)

 

一番目の子:贔屓(ひいき)
二番目の子:?吻(ちふん)
三番目の子:蒲牢(ほろう)
四番目の子:??(へいかん)
五番目の子:饕餮(とうてつ)
六番目の子:蚣腹(こうふく)
七番目の子:睚眦(やあず)
八番目の子:?猊(さんげい)
九番目の子:椒図(しょうず)

 

その中で、中華楼の入口でいつも頑張ってくれているのが、一番目の子:贔屓です。
毎度、ご贔屓に! とか いつもご贔屓くださいまして など、みなさんもよく耳にするかなと思います。これらの言葉もみんな龍の子どのもの贔屓から来ているんですよ。

 

贔屓の屓の字は、現在日本では貝の字が1つだけですが、本来は『贔?』と3つで表わしていて、2つの漢字で、合計6個の貝の字を使います。
お金はむかし貝を使用していたことから、財産に関する漢字にはすべて貝の字が組み込まれているのをご存知ですか?

 

財 貨 販 買 資 賣 貴 貧 費 貿 賞 購 贅 賛 などなど

 

まだまだ、たくさんの漢字がありますが、ぱっと思いつくのだけでもこんなにあります。

 

つまり贔屓は、財の象徴でもあるんです。財は金銭的なものだけでなく、そこに集まる人や情報なども財です。
贔屓の姿形は甲羅もあるので亀に良く似ています。でも亀と違うのは力持ちということ。レスリングの選手のような太くたくましい首と、しっかりとした足でどんな重いものでも支えてくれるんです。しかも重たいものを支えるのが大好き。中華楼に来ていただけるみなさまのために踏ん張ってくれているんです。

 

龍の子供について説明してきましたが、龍の子供は9匹。中華楼も90周年ということで、今月から新しいオススメメニューの『九龍菜』が始まっています。お値段も手ごろで、量も頼み易い小皿料理となっていますので、ご来店の際に、ぜひお試しください。内容の詳細はこちらにございます。

 

 

 

涼麺二点登場

 

すっきりとした甘酸っぱさと、しっかりとした味で
これから湿度も高くなってくる季節に最高の一品。
中華楼の冷やし中華 『 五目涼麺 』 。
五目涼麺(五目冷やし中華) 980円

 

『 棒棒鶏涼麺 』 は棒棒鶏の濃厚なゴマとさっぱりとした
鶏肉の組み合わせが嬉しい、満足感の高い一品。
棒棒鶏涼麺(バンバンジーの冷やし中華) 980円

 

夏の定番二点が今月から登場です!

 

 

中華楼の正統風水

こんにちは、中華楼四代目素久の妻、アキです。

 

前回の原稿に中華楼の内装は中国伝統的な正統派風水を取り入れていると書きました。今回はこれについて少し説明いたします。

 

私はここに嫁いで5年経ちました。まだまだ未熟ですが、日々勉強させていただいています。日頃ご愛顧をいただいている中華楼は、今年無事に90周年を迎えることができました。25年前に自社ビルを建築しました。そもそも風水の良い土地に店を構えたため90年間繁盛してきたわけですが、新しくビルを建て、1階部分を中華楼とするにあたり、内装に風水を取り入れ、安定的に成長できるように工夫いたしました。

 

風水と言うと、胡散臭いと思われるかたがいますが、皆さん、ちょっぴりお付き合いくださいね。「風水」は「占い」とよく誤解されますけど、「風水」と「占い」はまったく違うんです。風水とは、数千年の間じっくり蓄積されてきた「統計学」「データ学」なのです。どのように何を配置するとどんなことが起きやすいのか、そんなことを統計的に知るための学問です。

 

店内の風水について説明させていただきます。

 

1・店の回りをグルッと囲んでいる帯状のものは一つのドラゴンボール(龍珠)を2匹の龍が追いかける構図の「向かい龍」となっています。これにより龍のエネルギーで店を包み込み、邪気が入り込まないように店舗の包含力を高めました。

 

2・店舗入り口の両脇には高さ1.5メートルもある2匹の獅子が、店に悪い気が入らないよう、また良い気が活性化するように置かれています。

 

3.入り口の近くに龍を呼び込むように新鮮な水が「春雷驚龍鍋(チュンレイチンロングオ)」という鍋にいつでも用意されています。これがいったい何か、気になさるお客さんがたくさんいらっしゃいます。この鍋に新鮮な水をいれ、両手で取っ手を擦ると、にわかに中の水が騒ぎだし、龍の鳴く声が聞こえ、水しぶきが上がり始めます。天から龍が舞い降りたり、また天に向けて舞い上がるとき、新鮮な水を用意してあるこの鍋から出入りして、水しぶきが上がると言われています。

 

4・入り口すぐ右側の台「招財龍穴水盤」という噴水装置が設置されています。強力な循環ポンプの力で石(吉祥石球)を浮上させ回転させます。中華楼では天然のレインボー水晶(七彩水晶)を置いています。気になるお客様はよく触ったりなさっていますね。新鮮な水を入り口付近で循環させることで、さまざまな幸運を導いてくれる龍が、天から飛び降りて、ここにも龍穴を作り出し、人脈や財を運び込んで来るのです。

 

5.最後に、皆さん一番お馴染みの、天井の中心に彫り込んである龍ですが、この店のすべてを活気づけてくれています。陰の気を押さえ込み、お客さまとスタッフの気を調整してくれていて、知らず知らずのうちに「活気ある龍の良い気」を感じながらお食事を楽しむことができるのです。

 

ほかにも詳しい説明がこちらの「中国風水」のページに書いてあります。興味のある方は読んでください。そのページの一番下には風水グッズや中国建材、店舗設計を手がけている中國屋ホームページにリンクされたバナーがあります。

 

ところで、中華楼創業90周年に因んで、イベントを計画しているところです。詳細が決まり次第またお知らせしますね。第一弾は今月から始まる「九龍菜」です。メニュー欄をご覧くださいね。また、今日から、今年の暑さを吹き飛ばす中華楼特製の冷やし中華『 涼麺 』がスタートしました。中華楼の風物詩ですね。ぜひ楽しんでください。

 

 

 

中華楼 2013年5月のおすすめメニュー

中華楼90周年 九龍菜

龍生九子(龍が生んだ9匹の子)にちなんで、
中華楼も9品の美味しい小皿料理を作りました!

レンコンの甘辛漬け 380円

 

蒸し鶏と舞茸の胡麻ソースかけ 400円

 

タコとブロッコリーの豆板醤和え 450円

 

ソフトシェルクラブの辛味大根添え 650円

 

抹茶入り深緑麺 550円

 

牛レバーとニンニクの茎のカキ油炒め 650円

 

白身魚の辛味炒め 800円

 

ハーフ海鮮炒飯 550円

 

そして九品目は、毎日変わる日替わりの一品 「贔屓」
具体的な内容は毎日変わります。
中華楼店頭でご確認ください。

 

 

中華楼 2013年5月のピックアップ 糖醋里脊(タンツウリィチィ)

柔らかな豚ヒレ肉の酢豚

 

「酢豚」という名で日本人に人気のあるこの料理、実は和製中国語です。ですから中国では通じず、実際は広東語表記で「?咾肉」、または北京語表記で「糖醋肉塊」と呼びます。

 

広東語の?咾肉は、モグモグ食べるという擬態語です。中華楼では「糖醋里脊」という料理名で、豚のヒレ肉の揚げものと野菜を甘酢の「あん」に絡めたものになっています。

 

ちなみに、豚は中国では「猪」と書き、例えば豚肉だったら猪肉となります。日本における猪は、中国では「野猪」と表現します。

 

塚田眞弘著 『至福の中華』 コスモトゥーワン刊より 風水改運中心 amazon

中国研修で発見したナツメ

こんにちは。中華楼4代目素久です。

 

先日友人たちと同窓会で、横浜中華街に出かけ、食事を思いっきり楽しみました。全員で円卓3台を使用して、たくさんの料理を並べ、紹興酒・白酒などの中国酒もたくさんいただき、新たな味の発見や中華の美味しさをしみじみと感じました。その帰りの電車で、ふと思い出したことがあります。それは中華楼のスタッフ全員で中国に赴き、本場中国の料理を研究した研修です。

 

中華楼ではこの研修を定期的におこないます。広州をはじめ、北京や西安にも行きました。実際に老舗中華料理店の厨房に入り、料理技術はもちろん、味付けや調理過程、盛り付けなど、中華料理店のすべてを支配人や調理長からじきじきに学びます。

 

さらに特徴的なのは、みんなで食事をすることです。それはただの食事ではありません。本場中国に来ていますので、事前に調査した有名店や人気店、老舗に入ります。そこで、味の研究をしたい料理をすべて注文します。それこそ全員でも食べきれない量になってしまいます。(結局、なんだかんだで、みんな中華が大好きなので食べてしまいますが。。)

 

朝ごはんはお粥や麺など軽いものにするので、このように大量に食べるのは1日に2回。研修中には最低でもそのような食事を10食以上食べます。その時の料理数は約200皿。(みんな鉄の胃袋をもってますね。。)この200皿にもおよぶ料理の味や、厨房での経験をいつもの中華楼に持ってきて、皆様のお口に合うよう、さらに研究を重ね、いつもの中華楼のメニューや月のオススメに加えます。中華の魅力はいろんな味を楽しめるということ。もちろん少ない人数よりは多い人数でいただくほうが、いろんな味を堪能できるというのも中華の魅力。食べ切れなければ、お持ち帰りも出来ちゃいます。

 

研修で北京に行ったとき、いい食材を求めて食のプロが集まる市場に行きました。ものすごい熱気の中、色鮮やかな食材や香りの高い食材を試食しながら、とてもおいしいナツメを見つけました。みんなでおいしいと喜んでいたら、そこにいた店員さんが「その味がわかるなら、ナツメ専門の店に行くといい」と、少し離れたところにある専門店を紹介してくれました。そこにいくとさらにビックリ、本当のナツメはこうなのかと、目から、いや舌からウロコが何枚も落ちました。それは新疆ウイグル自治区で栽培され乾燥されたナツメで、甘さと香りと肉厚感がまったく別の次元なのです。普通のナツメの歯ごたえが「昔の安い学食の焼肉」としたら、そこで食べたナツメは「現代の高級フレンチのフィレステーキ」ぐらい違うのです。

 

そのナツメはとても特別なので、いまちょうど春の宴席プランの5000円のコースに出てくる杏仁豆腐に使用しています。こちらにその写真があります。遠くにおいてある杏仁豆腐にちょこっと載っているのがそのナツメです。ぜひお試し下さい。
http://chukarou.com/wp/menu/course

 

今月もスタッフ達が精魂込めて仕上げた新しいオススメ料理が登場しています。中華楼に来られたときに、いままで見たことも聞いたこともない料理がありましたら、まず注文してみてくださいね。それは研修旅行とスタッフ達の日々の努力の賜物なんです。