冬の宴席メニュー
写真は5000円コース 五名様分
冬の宴席メニュー
写真は5000円コース 五名様分
酸辣鍋杷(スアンラァグオバァ)
正しくは「杷」の字の「きへん」が「こめへん」。PCの活字にないため代わりの字を使いました。
別名『春雷驚龍』とも表現される料理です。「春の稲妻には龍も驚いて鳴く」と言われています。その龍の鳴き声と稲妻の雷鳴が相乗効果を生み出し、いっそうこの料理の味を引き立てます。
「鍋杷」の始まりは偶然で、寺の小僧がよくご飯を焦がしていたことに端を発します。
和尚さんたちは真ん中の焦げてないご飯を食べ、小僧たちは「おこげ」を鍋底から剥がし、湯漬けにして食べていました。
ある法要のとき、檀家の一人が遅れてしまい、食事がなくなっていました。そこで小僧が気を利かして「残ったおこげ」の湯漬けを勧めたところ、客人はその味に感激し喜びました。
屋敷に帰ってから、自分の料理人にわざわざ「おこげ」を作らせ、色々な具や食べ方を工夫してできたのが「鍋杷」という料理になったそうです。
富皮魚鍋(フゥピィユイグオ)
「ハタ」は中国料理で最も高級とされ、人気の高い魚です。中国料理に使用する海鮮の代表的食材と言っても過言ではありません。
ひと口に「ハタ」と言ってもマハタやマダラハタ、アカハタなど実に数多くの種類があって、姿・形は似ていますが、種類ごと・個体ごとに味が違うことも魅力の魚です。
この料理では、中国の沿岸や朝鮮半島にも分布しているキジハタを使っています。
その「ハタ」をXO醤とともに土鍋でじっくり煮込み、パリパリに揚げたユバをそのスープに浸し、スープの旨味をたっぷりと吸い込んでシンナリしてきたところを食します。
中国のなかでも寒い東北地方には、揚げたユバをしゃぶしゃぶのようにスープに浸してタレを付け、シンナリしたものを食べるシンプルな料理があります。
蛋白西蟹(タンバイシィシェ)
一般にソフトシェルクラブと呼ばれる、脱皮直後の柔らかい甲羅のカニを丸ごと食べる料理です。
日本には、ブルークラブ(ワタリガニ)や東南アジア産のマットクラブが多く輸入されています。
ソフトシェルクラブの濃厚な味が外に出ないように小麦粉をはたき、肉汁を封じ込めてから高温の植物油でサクッと揚げ出します。口の中に入れた瞬間、驚くほど柔らかく、とろけるような西蟹の風味が快感としてダイナミックに味わえる絶品の料理です。
椒塩(山椒と天然塩の合わせ)、または醤油ベースの焼きネギソースをかけていただきますが、そのままでも十分に美味しく召し上がれます。
お一人様 4000円
四種前菜の盛り合わせ
エビニラ焼まんと鶏肉のサクサク揚げ
柔らかイカとエビの沙茶醤炒め
豚ヒレ肉とカボチャの黒豆炒め
チリアワビとキノコの卵白あんかけ
エビのチリソース煮
中華楼オリジナル五目あんかけ塩味焼きそば
杏仁豆腐
写真は5000円コース5名様分。
お一人様 5000円
五種前菜の盛り合わせ
エビ揚げ団子と鶏肉のサクサク揚げ
三種海鮮のXO醤炒め
牛モモ肉とおこげのピリ辛炒め
チリアワビとズワイ蟹の卵白あんかけ
大エビのチリソース煮
中華楼オリジナル五目あんかけ塩味焼きそば
杏仁豆腐(最高級ナツメのせ)
中華楼ではコース価格+税となっております。
プラス1600円で2時間飲み放題
・ 仕入れの都合によりメニュー変更があることがございます。ご了承くださいませ。
またご予約は前日までにお願いいたします。
ご予約は03−3851−0737へどうぞ
四川肉丁(スーチュアンロウディン)
四川風の甘辛いタレに絡めてあるピリ辛の酢豚です。
副材料として入っているシャリシャリとした歯ごたえの白い根菜は、馬蹄(黒クワイ)といいます。馬のヒヅメの形に似ているところから、この名が付きました。
表面は真っ黒ですが、剥くと白くなる球根です。日本のクワイと違って食感が楽しいことから、中華楼では五目焼きそばにも入れています。
「四川肉丁」という料理名にある「丁」とは、さいの目切りのこと。中国語では「ディン」と読みます。豚肉をさいの目切りにして、その他の副材料(タケノコ、ピーマン、パプリカ、乾燥シイタケなど)も同じ大きさに切って、色彩よく炒め込みます。
一般的な甘い酢豚に飽きてきた方には、オススメの一品です。
海鮮四宝湯(ハイシェンスゥバォタン)
「四宝」というのは、4種類の貴重な食材を使っているという意味です。
金翅(糸状にほぐしたフカヒレ)、干貝(干し貝柱)、蝦米(干しエビ)、蟹肉(ズワイガニ)という海鮮の食材を使用し、しかも味のベースはXO醤という、なんとも贅沢なスープです。
XO醤は炒めものに使うケースがほとんどですが、XO醤をスープのベースに使い、深みを増強させる調理法は、ややもするとエグ味が出てしまい、難しいものです。
また、日本人として不思議に思うのは「湯」という文字です。日本語では温泉のようなイメージや「ぬるめ」という固定観念もあったりしますが、中国ではスープのことを表現します。
お一人様 4000円
四種前菜の盛り合わせ
エビニラ焼まんと野菜春巻
柔らかイカとエビのカキ油炒め
豚ヒレ肉のXO醤炒め
鶏モモ肉の唐揚げ香味ソースかけ
エビのチリソース煮
中華楼オリジナル冷し麺
杏仁豆腐
お一人様 5000円
五種前菜の盛り合わせ
エビニラ焼まんと野菜春巻
三種海鮮と季節野菜のカキ油炒め
牛モモ肉のXO醤炒め
チリアワビとズワイ蟹の卵白仕立て
ソフトシェルクラブのチリソースかけ
中華楼オリジナル冷し麺
杏仁豆腐(最高級ナツメのせ)
中華楼ではコース価格+税となっております。
プラス1600円で2時間飲み放題
・ 仕入れの都合によりメニュー変更があることがございます。ご了承くださいませ。
またご予約は前日までにお願いいたします。
ご予約は03-3851-0737へどうぞ
螞蟻上樹(マァイーシャンシュウ)
中国料理名の付け方は様々です。周恩来さんの大好物だった「蟹黄獅子頭」は、大きめの肉団子が獅子の頭に似ていることから命名されました。
「螞蟻上樹」も出来上がった姿、形を表現する料理名です。これは「肉末粉絲」(春雨と挽き肉を使った四川料理)という正式な名前のある料理ですが、春雨の間に挽き肉が点在して絡んでいるところがまるで「蟻が木に登っている(群がっている)」ように見えることから、この名が付きました。
この料理名のイメージを大切にして、木に登る蟻を表現しています。春雨は、乾燥したまま揚げると白くなり膨張する特性を生かし、樹木に見立てました。
「粉絲」というのは、緑豆から作った澱粉のおそばです。お米の粉から作った「おそば」ビーフンと見た目は似ていますが、味も食感も大きく違います。