中華楼2014年9月のピックアップ 四川肉丁

柔らかな豚ヒレ肉の四川風ピリ辛酢豚

 

四川肉丁(スーチュアンロウディン)

 

四川風の甘辛いタレに絡めてあるピリ辛の酢豚です。

 

副材料として入っているシャリシャリとした歯ごたえの白い根菜は、馬蹄(黒クワイ)といいます。馬のヒヅメの形に似ているところから、この名が付きました。

 

表面は真っ黒ですが、剥くと白くなる球根です。日本のクワイと違って食感が楽しいことから、中華楼では五目焼きそばにも入れています。

 

「四川肉丁」という料理名にある「丁」とは、さいの目切りのこと。中国語では「ディン」と読みます。豚肉をさいの目切りにして、その他の副材料(タケノコ、ピーマン、パプリカ、乾燥シイタケなど)も同じ大きさに切って、色彩よく炒め込みます。

 

一般的な甘い酢豚に飽きてきた方には、オススメの一品です。

 

 

塚田眞弘著 『至福の中華』 コスモトゥーワン刊より 風水改運中心 amazon