中華楼2014年3月のピックアップ 宮保鶏丁

鶏肉とカシューナッツの唐辛子炒め

 

宮保鶏丁(グォン バオ ヂィ ディン)

 

「鶏丁」とは鶏肉をサイコロ状(さいの目切り)に切ったものです。

 

鶏肉を丁切りにして下味を付け、唐辛子の輪切りとともに醤油、砂糖、お酢のベースで炒め上げた、「一度食べたら忘れられない心地よい辛さ」の料理です。

 

副材料として、カシューナッツやピーナッツを入れることにより「立った辛さ」が中和され、絶妙なバランスに仕上がっています。さらに、エビとナッツの食感の落差も楽しめます。

 

この味付けでエビを炒めれば「宮保蝦仁」という料理になり、その他にも「宮保墨魚(イカの宮保炒め)」や「宮保牛肉」(牛肉の宮保炒め)が知られています。

 

ちなみに「宮保」とは、清の時代の官職名です。四川総督の丁宝禎が清朝から「太子少保」の略称で「宮保」という官職に就きましたが、彼が好んで食べていた料理だったことから、この名が付いたと言われています。

 

「宮保」は、「宮爆」「公保」という表現になっている店もあります。

 

 

塚田眞弘著 『至福の中華』 コスモトゥーワン刊より 風水改運中心 amazon