浅草橋中華便り 回春上湯(ホイチュンシャンタン)

梅雨明けして、本当に真夏日で毎日暑いですね。中華楼も皆さんのおかげで、涼メンのご注文をたくさんいただいています。ありがとうございます。今回は前回に続く漢方薬膳スープの第二弾をご紹介したいと思います。

 

漢方スープは即効性がないか、一回だけ飲んでも意味がないと思っていませんか。そんなことはありません。口から入るもので体は作られているのですから。男性のバイタリティは「気」を高めることと「腎臓の力」を高めることにより発生して、体質を本来の健康体へ導きます。

 

合わせて8種類の漢方食材を使っているので、簡単に紹介させてくださいね。
1. 海馬(タツノオトシゴ)たまに水族館とかで見かけますけどね。壮陽、強壮、腎臓を強くする効果があります。
2. 海龍(ドラゴンフィッシュ) 滋陰、強壮、腎臓を強くする
3. 杜仲(杜仲の大元) 腎臓機能の改善と強壮
4. 枸杞 (くこ) 肝炎の改善や強壮、眼精疲労の回復
5. 乾牡蠣(乾燥かき)腎臓機能改善
6. 鹿茸(雄鹿の角の薄切)強壮作用
7. 三鞭丸(有名な漢方食品)精力減退の改善
8. 冬虫夏草 もっともエネルギーが必要な方ぜひオプションで冬虫夏草を追加してください。現地では、とても人気の漢方食材。

 

実際、3年前息子を出産した際に、母が来日して、産後ケアしてくれました。産褥期ほぼ一か月、冬虫夏草で煮たスープを飲み続けました。今思えば、産後も子育てなどでとても体力消耗したので、うまくやりくりできたのは、きっと冬虫夏草のおかげでしたね。

 

みなさんも、暑い夏こそ、エネルギー満ちあふれるほどの滋養効果で、体を元気いっぱいにしてください。