浅草橋中華便り 日本のお正月

皆さん、明けましておめでどうございます。昨年、文章不慣れの私にも関わらず、応援して下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです、今年も引き続き、頑張ってブログでいろいろお伝えできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お正月は寒かったですね。みんないかがお過ごしでしょうか。昨年の年末に、浅草公会堂前の風水改運中心の一階をリニュアールしました。仮オープンに伴い、主人は殆どお店に入りぱっなしで、私は子供をあやし付け、家で大掃除していました。元日の日は、塚田家恒例の集まりがあって、みんなで一緒に過ごしました。

 

お正月と言えば、おせち料理ですね。今から約8年前、まだ結婚する前に、主人の実家でお正月の集まりに参加させてもらいました。その時に初めておせち料理を食べました。今となっては、お正月はイコールおせち料理で、当たり前ですが、当時はカルチャーショックを受けました。

 

お重の中にお料理が一つ一つ綺麗に並べてあります。そのほとんどが火を通したり、干したりあるいは酢に漬けたり、味を濃くするなど、日持ちするよう工夫されています。しかも、それぞれの食べ物にちゃんと由来がある。例えば、黒豆は邪気を払い健康と長寿を、数の子は子孫繁栄を願ったものなのですね。そして、レンコンは将来の見通しがきくようにという意味があると聞きました。日本伝統文化の繊細さに感動しました。ちなみに、私はニシンの昆布巻きが大好きです。主人がなんとちょろぎが大好きで、変な人でしょう(笑)。

 

あとは、お料理を頂く前にする御屠蘇(とそ)を呑む儀式もとても面白くて、印象的でした。一番年少の人から順番に飲んでいきます。すると私は毎年どんどん後回しになっていきます。(笑)

 

元日はほぼ毎年みんなでワイワイ、楽しく新年を迎えます。今年も良い一年でありますように。

 

国によって、新年の過ごし方や、お料理ももちろん違います。今回は日本のお正月を書きましたが、次回は中国の旧正月について書きたいと思います。ぜひお付き合いください。