浅草橋夫婦善哉 ? 笑顔の本場、大阪へ

これは2013年10月29日夜11時30分におきた、ある夫婦の会話です。

アキ『おかえりなさい、2週間さびしかったよ~』
モトヒサ『大阪に出張だったからね!2週間はかかっちゃうよ』
アキ『なによ、女でもいるの?』
モトヒサ『そうそう、毎日50人は相手してたかな~』
アキ『なに~(怒)』
モトヒサ『お客様でね(笑)』
アキ『そっかそっか、大阪に風水の新店舗ができたんだもんね』
モトヒサ『出張行って、大阪は商人の世界というのが身に染みたよ』
アキ『どんなところが?』
モトヒサ『いやさ、大阪っていうと、お笑いの吉本とか、「これ、いくらまかるの?」って迫るおばちゃんとか、ファンが暴れる阪神タイガースとか、そんなイメージがあるじゃない』
アキ『うん、大げさすぎるけどね』
モトヒサ『でも、実際に行ってみると、大阪の人はとってもあたたかい。話すととても楽しいんだ』
アキ『それって、やっぱりノリツッコミなの?』
モトヒサ『ん~、そうだね。ノリツッコミあるね。でも使うのがすごく自然で、生まれながらに身についてるっていうか、気をつけないとノッテいるのに気付かない。それくらい自然』
アキ『そうなんだ、吉本とか面白いもんね』
モトヒサ『まぁ、とにかく前向きだね! 後ろ向きなことは言わないし、表情ひとつにも出さない。言わなければならない時でも、必ず相手の気持ちを考えるから、気持ちが下がらないし、下げさせない』
アキ『じゃあ、笑いっぱなし?』
モトヒサ『うん、笑顔が自然と出てくる雰囲気をみんながそれぞれ作り出してる、見事なくらい』
アキ『じゃあ、わたしを笑顔にしてよ!』
モトヒサ『仰せのままに、ご主人様』
アキ『あははは』
モトヒサ『中華楼に入ると笑顔が自然とでてくる、楽しい空間にすることが大事だよね』
アキ『そうだね、笑顔あふれる空間がいいよね』
モトヒサ『中華楼いっぱいに溢れる笑顔がいいな』
アキ『どうせなら、日本中にしようよ』
モトヒサ『じゃあ、世界中だね』
アキ『いやいや、太陽系』
モトヒサ『そしたら、宇宙全体まで行こう!宇宙全体が笑顔になったら、夜空はどうなるんだ~?』
アキ『ねぇ、あなたが言いたいのは、つまり中華楼が大阪の文化のように楽しく笑顔あふれる空間にしたいっていうことだよね!』
モトヒサ『そうそう。って、まとめるのは俺にさせてよ!!まったく!!』
アキ『じゃあ、まずは明日から、中華楼は大阪弁で営業にしよう!』
モトヒサ『なんでやねんっ!!』