お茶文化

みなさん、こんにちは! 大分過ごしやすい季節になってきましたね。先日、久々に家族で上野動物園に行ってきました。久々にパンダのリーリーとシンシンをみて、うちの子がすごく喜んで、園内で大はしゃぎでした。やはり、自然と触れ合うと気持ちがいいですね。パンダは中国では国宝だけど、日本に来てもとても愛されて、いろんな人に喜びと楽しみをもたらしてくれます。本当にうれしいこと。パンダこそ、日中友好の架け橋だなと思いました。

 

今日は、お茶について少し書きたいと思います。皆さんはお茶飲まれますか? 主人も私も大のお茶好きで、中国茶、日本茶、紅茶、ハーブティなどいろんな種類を飲みます。飲めば飲むほど、お茶にはまってしまいます。葉っぱの時は同じものなのに、加工法、焙煎法などによって、結果は違うお茶になるのですね。しかも、国によって、お茶の作法も違って、本当に面白いです。

 

母の実家が中国茶(ウーロン茶)の産地のため、小さい頃から、お茶の入れ方をよく見ていました。まずウーロン茶専用のセットを用意します。葉っぱを、日本で言えば急須のような容器に入れます。中国では茶壷(チャフー)と言います。100度のお湯を注いで、最初に茶壷(チャフー)に入れたお湯を使って、これから使う器、茶杯(チャベー)を洗って捨てます。茶杯(チャベー)とは中国でお茶を飲む器のことを言います。お湯を注ぐことによって茶杯が暖かくなり、お茶の香りが移ります。このときに茶壷(チャフー)の蓋についたお茶の香りを楽しみます。続いて、二回目のお湯を注いで、香りを楽しみながら、お茶を頂くという流れです。母が教えてくれました。ウーロン茶の爽やかな香りが大好きで、育児の合間に飲むとほっとします。

 

しかし、日本に留学しに来て、また違うお茶文化を味わいました。茶道は実際に習ったことはありませんが、知人がお茶を点ててくれました。たっぷりの抹茶に少量のお湯を注ぎ、茶筅で練っていただく。抹茶のお椀も顔をあって、飲むときにてのひらで回して、相手に向かせてからいただきます。抹茶は少し苦味があるので、ほんのり甘味ある和菓子と一緒に食べると、また違う美味しさを味わえるのです。それを知った時に、お茶の文化って本当に深いなあと思いました。

 

これから、いろんなお茶を楽しみながら、お茶文化をもっと勉強しようと思っています。そして日本と中国の人たちにそれぞれのいいところを紹介することで、日中友好の架け橋になれたらいいなあと思います。パンダほどじゃないけど。(笑)

 

最後に先日、ブログで紹介した新登場のおつまみ料理もご好評いただきました。たくさんのご注文を下さった皆様、ありがとうございます。

 

 

 

新しいことが盛り沢山

みなさん、こんにちは! 朝晩大分涼しくなりましたね。季節の変わり目はぜひ体調にお気をつけてくださいね。

 

季節が変わるためにいろいろな食材を楽しむことができます。中華楼もお客さまのニーズに合わせ、常に新しいものを取り入れることを努力しています。先日、スタッフ達と打ち合わせしまして、5月から登場した九龍菜はさらに性格を際立たせて、おつまみ料理という新しいコンセプトに変えることを企画しました。より気軽な小皿料理をお酒とともに楽しんで頂こうと思っています。ご来店のときにはぜひ味わって下さい。

 

そしてもう一つ、皆さんにお薦めしたいワインも中華楼で登場です。ランサーズのロゼワイン。ご存じの方もいると思いますが、このロゼワインは、ポルトガルから直輸入で、長く愛されてきた発泡ワインです。先日、みんなで試飲して、とても口当たりがよく、甘すぎず、辛すぎず、後味もとってもすっきり。中華料理にぴったりのワインだなあと思いました。そして、陶器のようなボトルが特徴で、実は現地では透明なボトルを使用しているが、陶器ボトル愛好家が多いため、特別に日本向けで生産者をお願いしているみたい。ぜひ、ご来店の際はお気軽にどうぞ。

 

最後に、余談ですけど、新しいことと言えば、うちのホール主任の斉藤さんも気合いれて、新しいメガネを作りまして、いつもニコニコして接客しているの。ご来店の時に、ぜひみてあげてね。

 

 

 

中華楼 2013年10月のピックアップ 紅焼海参

戻しナマコの醤油味煮込み

 

ナマコのことを日本語では「海鼠」と書きますが、中国語では「海参」。朝鮮人参のように滋養強壮の効果があるといわれ、海の人参(にんじん)という意味で「海参」の名が付けられました。昔から四大乾貨の一つに挙げられるほど、貴重・高級な食材です。

 

ここでいう「焼」は、叉焼の「焼」とは違う意味で、「煮込む」という意味です。

 

中国料理の勉強を始めた人がよく躓くポイントなのですが、「焼」という意味は中国悠久の歴史のなかで、年代によって「あぶり焼き」と「煮込み」の二つの手法が伝わっているのです。

 

ちなみに「紅焼」の「紅」の意味はも醤油をベースに調理して仕上げた料理のことで、その色を表現しています。

 

 

塚田眞弘著 『至福の中華』 コスモトゥーワン刊より 風水改運中心 amazon