千日紅の花茶

こんにちは、初めまして、中華楼四代目素久の妻、アキです。いつも平日のランチタイムにお手伝いさせていただいています。

 

先日のミーティングにも参加させていただきまして、中華楼の喜びなどについて、スタッフの皆さんがリアルな感情でいろいろな意見を交わし、たいへん話が盛り上がりました。中華楼では夜に出すお茶を金木犀(キンモクセイ)のお茶にしています。ジャスミンのお茶より少し高級なんですけど、それがおいしいので飲むのが楽しみという話から、新たな企画が生まれました。それは千日紅という花のお茶を期間限定で発売する企画です。皆さん、千日紅の花茶をご存じですか? 大粒の花茶にお湯を注ぐと、お茶葉がパッと開いて、綺麗なお花の形になるのです。香りも程よく、とても飲みやすく、現地では男女問わず人気あるお茶の一つです。興味のある方はぜひお試しください。

 

お茶と言えば、実は私は中国福建省出身で、そこはお茶の産地としても有名です。主人の素久も何度か訪れたことがあって、お茶にすごく興味を持つことになりました。日頃から、ふたりで中国茶を飲んでいます。国際結婚のため、実家でも結婚式をあげたので、主人の親族のみなさんも駆けつけてくれました。滞在中に、みんなで一日だけ安渓(アンシー)という町を訪れ、お茶摘み体験をしました。安渓は福建省の南に位置し、母の実家でもあります。町自体は山々に囲まれ、空気は澄んで、気持ちがいい場所です。町の中心から車を走らせて30分、目に入るのは棚田や段々畑のように広がるお茶畑です。親戚の紹介で特別にお茶畑へ案内してもらい、お茶の制作工房も見学できました。摘みたてのお茶の葉がいくつもの工程を経て、ようやく人々に口に運ばれます。あの丁寧な作業を見たからでしょうか、お茶を飲む度にとても美味しく感じます。

 

千日紅の花茶販売については、詳細が決まりましたらここで紹介させていただきます。目に美しく、香りも典雅で、味も素晴らしいので、ぜひ一度飲んでみてください。きっと私たちのように大好きになると思います。