中華楼2014年10月のピックアップ 蛋白西蟹

ソフトシェルクラブの卵白仕立て

 

蛋白西蟹(タンバイシィシェ)

 

一般にソフトシェルクラブと呼ばれる、脱皮直後の柔らかい甲羅のカニを丸ごと食べる料理です。

 

日本には、ブルークラブ(ワタリガニ)や東南アジア産のマットクラブが多く輸入されています。

 

ソフトシェルクラブの濃厚な味が外に出ないように小麦粉をはたき、肉汁を封じ込めてから高温の植物油でサクッと揚げ出します。口の中に入れた瞬間、驚くほど柔らかく、とろけるような西蟹の風味が快感としてダイナミックに味わえる絶品の料理です。

 

椒塩(山椒と天然塩の合わせ)、または醤油ベースの焼きネギソースをかけていただきますが、そのままでも十分に美味しく召し上がれます。

 

 

塚田眞弘著 『至福の中華』 コスモトゥーワン刊より 風水改運中心 amazon